製薬企業への転職は、薬剤師経験は必要ないけど有利になる!?

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 薬剤師が就く職種の中で、製薬企業への就職や転職は、薬剤師の基本的な能力である「調剤経験」や「患者との対応経験」などが必要のない職種なのです。

 

その為、薬剤師の経験を持って製薬企業に転職したとしても、今まで積み重ねてきた経験が仕事上で活かし切れないのです。

 

ただ、経験が全く活かせない訳ではなく、面接時に有利であり、今までの医薬品についての知識は無駄になりません。

 

製薬企業で有利となる薬剤師経験

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製薬企業で必要となってくる薬剤師の経験は、就く部署によって、比較的少ないのですが医薬品の研究や開発職に就く場合、今まで薬剤師の現場で付いてきた医薬品についての知識が役に立ちます。

 

医薬品の研究や開発職では、当然医薬品についての成分や効果などの知識を用いて作業を行っていますので、医薬品の知識が多ければ多いほど製薬企業での研究や開発職に役立ちます。

 

 次に、薬剤師としての基本的な調剤経験などは、製薬企業での職に活かすことは難しいのですが、転職の際には面接官に対しては、印象的に悪い訳ではなく、むしろ良い印象を与えることになります。

 

更に言えば、薬剤師としての経験が長ければ長い分だけ、信頼性も増しますし、何より薬剤師としての経験の中で、調剤業務と言うのは、医薬品についての知識も身につくことからも製薬企業では有利な転職を行えることに繋がります。

 

製薬企業では、薬剤師経験が無くとも働ける!?

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ここまで、製薬企業に有利となる薬剤師経験について解説してきましたが、実際製薬企業で働いていくのに、薬剤師経験を積んでいなくとも就ける仕事でもあります。

 

しかし、誰でも就ける訳ではなく、必ず「MR認定資格取得者 」が必要となる職種なのです。

 

MR認定資格とは?

かなり前の記事に「MR認定資格」について解説しているので詳しくは下の記事リンクから確認して見て下さい。

↓↓

rikiya1538.hatenablog.com

 

今回は簡単に資格を取得するための簡単な解説していきますと、MR認定資格を取得するには、2通りあります。

 

  1. コントラクトMRで導入教育を受講→修了認定
  2. センターの教育研修施設で基礎教育300時間を受講→修了認定

 

以上の2つの資格取得方法があり、最短で取得するなら、教育研修施設で受験資格・MR認定試験合格後、製薬企業またはコントラクトMR(CSO)に入社し、実務経験を積みながらMR認定資格を取得出来ますので、センターの教育研修施設での資格取得がオススメです。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

製薬企業への転職は、薬剤師経験が必要不可欠と言う訳ではありませんが、その経験が無駄になることはありません。

 

しかし、製薬企業で働くには薬剤師経験が無くとも勤めることができますが、MR認定資格が必要で、これは薬剤師経験を長く積んでいる方でも必ず必要となってくるので、注意しておきましょう。

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